JPA(日本プールアソシエーション)のリーグ戦は、一般的な9ボールと少し異なる独自ルールで行われます。この記事では、JPAの9ボールルールをゼロから解説します。
JPAとは
JPAはアメリカ発祥のビリヤードリーグシステムで、日本全国に数多くのチームが存在します。最大の特徴はスキルレベル(SL)制を採用していることで、初心者から上級者まで公平に戦えるハンデシステムになっています。
スキルレベル(SL)の仕組み
JPAではSL1からSL9までの9段階でプレイヤーの実力を評価します。SLが低いほど初心者、高いほど上級者です。
スキルレベルによって先取点(勝利に必要なポイント)が異なり、SLが低いほど少ないポイントで勝てる仕組みになっています。
| スキルレベル | 先取点 | 目安 |
|---|---|---|
| SL1 | 14pt | ビリヤード未経験〜数ヶ月 |
| SL2 | 19pt | 基本は分かってきた段階 |
| SL3 | 25pt | JPAリーグ参加者の平均的なレベル |
| SL4 | 31pt | ある程度安定して球が入る |
| SL5 | 38pt | 取り切りができる中級者 |
| SL6 | 46pt | 安定した実力を持つ上級者 |
| SL7 | 55pt | 高い取り切り率を持つ上級者 |
| SL8 | 65pt | ほぼプロ級の実力 |
| SL9 | 75pt | トッププレイヤー |
ボールのポイント
JPAの9ボールでは、落としたボールの番号に応じてポイントが入ります。
- 1〜8番ボール:各1ポイント
- 9番ボール:2ポイント
先取点に到達したプレイヤーが勝者となります。なお、他のボールが残っていても9番を入れた場合はラックが終了しますが、残ったボールのポイントは無効球として記録されます。
イニングの数え方
JPAでは、後攻プレイヤーから先攻プレイヤーにターンが戻ったタイミングでイニングが1増えます。ラックが変わってもイニングのカウントには影響しません。イニング数は試合の効率性(スキルレベル評価)に関係します。
マッチポイント(MP)配分
JPAリーグでは試合の勝敗だけでなく、マッチポイント(MP)の配分も重要です。勝者・敗者合わせて20ポイントが配分され、敗者が何ポイント取れたかによって分配が決まります。
ハーフゲーム
時間短縮のために行われるのが「ハーフゲーム」です。先取点は変わりませんが、1球ごとのポイントが2倍(1〜8番→2pt、9番→4pt)になるため、試合時間が大幅に短縮されます。
スコアアプリで計算を楽に
JPAのスコア計算は少し複雑ですが、当サイトの無料スコアアプリを使えば自動で計算してくれます。スキルレベルを入力するだけで先取点・残りポイント・マッチポイント配分まで自動計算します。
まとめ
- JPAはSL1〜9のスキルレベル制で公平に戦える
- 1〜8番は1pt、9番は2pt
- 先取点に達したプレイヤーが勝者
- マッチポイントは敗者の獲得ポイントで決まる
- ハーフゲームでは1球のポイントが2倍